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 たまたま先週みのもんたの朝ズバッ!を何回か見た。すごかったぞ。

まず、みのの贔屓(TBSの親会社と関係あるのだろう。来年の身売り後が楽しみだ)のベイスターズが負けると、ぷいと番組で取り上げない。女子アナが食い下がると「僕にはベイスターズ浮上の秘策があるんだ。でもタダではおしえなーい。」とスネる。さらに加護亜依自殺未遂報道など興味がない(あるいは失言の恐れのある)ネタはスルーしてしまう。スポーツと言えばデフォで大相撲であり、なでしこが優勝すれば澤さん!とわかりやすいネタしか取り上げない。ああ、この人、取材したことないな、底が浅いな、とまるわかりなのだ。

さらにパナソニックの備品調達部門がシンガポールに移転するニュースでは「そんなこと許されるの?」「でも日本にも税金支払うんでしょ?ね?ね?」と言って年金受給者世代代表としてコメンテーターを困らせたり、これがグローバル化だ、とコメンテーターが諭しても「わかんないなー」「なるほどね。でもどうしても僕にはわかりません」と、まるで聞き分けのない老人のような仕草をする。困ったちゃん。昭和の香りのするノスタルジアな妖怪。僕には今の十代、二十代の若者がみののこうした屈強な老人力をどう見ているのか知りたい。

そのくせ、公務員の歳費削減や政治家の失言にはネチネチと延々とこだわる。みのもんたはこの芸風で昭和から平成の30年生き延びてきたのだろう。このまさに彼のアイデンティティー。一芸入試なのだ。公務員は即悪。数字での説明を嫌い、無駄遣い廃止ですぐにでも世界が救われるという分かりやすさはあまりにも危険。それでもみのが人気があるのはこうしたわかりやすさが視聴者に好まれるのだろう。

こんなみのもんた、おそらく高いギャラをもらい、番組内でも権力があるのだろう。スタジオ内ではみのを気遣う空気がぴーんと伝わり、彼がすねるととたんにTBS関係者は慌てふためく。この光景は異常。なんだか朝からとても気持ちの悪いものを見てしまい、同じ宮使いのサラリーマンとして、TBS社員が気の毒になり、大変気分が悪くなる。でもこの気持ち悪さが魅力なのだろうか、番組は意外と続いている。

優れたジャーナリストは僕の尊敬する神保哲生氏や藤井誠二氏、あるいは荻上チキ氏やのようにみんなが知りたい情報だけでなく、知らなけれならないニュースを丁寧に報道したり、江川紹子さんのように大新聞が取り上げないけど、自分が重要だと思うニュースを掘り下げて取材する。しかしみのもんたは自分の理解できる範囲で、興味あるニュースしかコメントしない。コメンテータも自分の意見に反対だと機嫌が悪くなり、旗色が悪くなると冗談でごまかす。まあ、彼はタレントだから仕方が無いのかもしれないが、みのの背後にいる彼を支持する多くのシルバー世代を考えると日本の先行きが不安になる。

米国のオプラ・ウィンフリーはアメリカのお母さんと呼ばれているが、みのもんたは日本を代表する聞き分けがなくて屈強でやんちゃなおじいさんなのだ。



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