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いよいよ日本経済新聞社が3月の下旬に日本の全国紙で始めての有料のオンラインサービスを立ち上げる。
値段は4000円。紙の新聞が朝夕刊で4400円弱だから、実はほとんど紙の新聞と値段は変わらない。
法人契約はこれだけ。個人契約の場合は、朝夕刊を購読していれば+1000円だ。ある意味で予想を裏切った強気の値段だ。
この朝夕刊というのが曲者で、僕のように夕刊をとっていない者は対象にならない。
僕が夕刊を購読しない理由は、夕刊は内容が薄いわりに、夕飯がポストにささている=まだ帰宅していないことがバレてしまうという防犯的な意味もあり、そもそも家についてから、新聞読むというライフスタイルに馴染めないからである。ここらへんはもう少し考えてもらえたら、と思う。
さて、日経。実は日経には有料の日経テレコン21という新聞記事検索サービスがあり、それとの違いがとても興味深かったのだが、このオンライン版の日経新聞では過去5年間の記事の中から、24件までは無料で検索ができ、それ以上は有料(たしか175円)になるといい両方のサービスを共存を考える。
このオンライン版の日経はアクセスキーがメールアドレスになり、PCはもちろん携帯でもアクセスできるが、iPhone 専用はない。さらに料金体系もモバイル専用も用意されていない。販売店対策として、やはり紙の新聞も購読して欲しいのだろう、ここのところに日経の苦心が垣間見える。
膨大なウェブでの日経記事閲覧者から課金を取りたい=でも紙も売りたい(減らしたくない)=テレコン21も今のままで存続させたい=モバイル主体な若いエリート層にも取り込みたい=従来の経営者、法人にも積極的に売り込みたい。今回の全国紙始めての有料サービスである日経新聞有料オンライン版は、実はこの複雑な連立方程式に成り立っている。
ライバルは日本語版ウォール・ストリート・ジャーナルだ。先週号の週刊東洋経済にも取り上げられていたが、ウォール・ストリート・ジャーナルの出資する SBI会長の北尾吉孝氏はずばりライバルは日経!勝算あり、と豪語している。
おそらく走り出してからサービスや料金体系は変えるだろし、iPadなど電子ブックにはすぐ対応するだろう。しかし、新聞業界真冬の時代にこの積極的な攻めができるのはさすが日経で、その意味でも大変興味あるし、ぜひ一日も早く実際にアクセスしてみたい。
よろしければ・・ >>